株式会社創心アーキプランは、ゼネコンから施工図作成のオファーをいただき納めさせていただく業務を主に行っています。
生産設計図とは施工図のことです。
設計図をもとに、詳細情報の追記、納まりなどを検討、意匠、構造図及び平・立・断面図の整合、およびプラン変更時の対応を行います。
また業者製作図と建築図の整合、設備図との干渉チェック等も行います。
業務には主にAutoCAD、JWCAD使用し、それらの業務を現場事務所に常駐して行う場合、当社事務所で資料を持帰って行う場合とあります。
BIM業務にて使用する代表するツールは Revit、ArchiCADなどです。
詳細レベルに沿ったモデリング、切り出した二次元に追記、施工図化。
モデルデータを利用したムービー作成、設備モデルとの干渉チェックなど様々な用途があります。
クライアントの要求に沿ってBIMツールを駆使し業務を遂行します。
Fuzorでムービー作成や点群データをBIMツールに取り込んでモデリングも手掛けています。
現場に常駐しての業務になります。
経験やスキルにより、担当する業務は様々で元請ゼネコン様の所員の一員として業務にあたります。
海外に行くと良くわかるのですが、日本の建物は本当によく考えて造られています。
細かい部分まで気を配り、機能面や仕上がりなど非常に考え抜かれた建物が多いと感じます。
そのような建物を造り出す元になるのが、私たちが手掛ける施工図です。
実は海外には施工図というものがありません。細かな施工図を描くというのは日本のみの建築習慣なのです。
施工図を描くという事を生業とする企業が日本に生まれ50年、今日まで進化してきました。
当初、施工図はドラフター、T条規、鉛筆を使い手描きで作成をしていました。
今から30年ほど前、CADの登場により図面作成の手法が大きく変わりました。今では考えられませんが当時ベテラン施工図職人は 「なにがCADだ!手描きの方がよっぽど早い!」と使わない技術者もいたそうです。
そして近年になりBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)という従来の2DのCADから3Dモデルに属性データをもたせる技術に進化してきています。
手描きからCADの時と同じような製図のイノベーションが始まっているのです。
私たち創心アーキプランは、この業界において新参者の若い会社です。
しかし若い会社だからこそ新たな業界のスタンダードに、柔軟に対応し、
建築の未来を創っていけるのではないかと考え、日々さまざまな仕事に挑戦しています。
日本の素晴らしい建築習慣を、さらに進化させる、それが私たちの仕事です。